■Golf ■Majorette (France) ■1/56
■nuCamp T@b ■Siku (Germany) ■1/56

さてみなさま、どんな風に令和を迎えられたでしょうか。

私は雨のそぼ降るなか、鳥取県のとあるキャンプ場で迎えました。そのとき、こんなキャンパーだったら「雨もオツなもんだよねぇ〜」と余裕をかましていられるのですが、なにぶんテント泊なもので翌朝濡れたテントを半泣きで畳むというしっとりした新時代の幕開けでした。

このゴルフ2とキャンピングトレーラー(通称ティアドロップと呼ぶようですが)は私が勝手に組み合わせたもので、本来はSIKU製のニュービートルカブリオレとセットで売られているものです。

もちろんそのコンビもとっても魅力的ですが、ゴルフ好きの私としてはぜひ、ゴルフで牽引したい、という妄想をミニカーで手軽に叶えたわけなのです。ゴルフはフランス製、トレーラーはドイツ製ですが、こうして見てもよく馴染んでいます。黄色もあってるし、連結部もちゃんとつながりますよ。

ゴルフ2のほうは、リヤゲートが開き、トレーラーはドアが開閉可能。“スモールライト”があれば乗り込んでみたくなりますね。

ドイツではこんなスタイルの旅人をよく見かけますが、昨今、日本でもキャンピングカーを見る機会が増えたように思います。

一体型のキャンパーも快適そうですが、この牽引式も好きなクルマと組み合わせられるのが良いですね。

いつかこんな組み合わせで旅したいものです。

◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。