2019年1月15日、フォルクスワーゲンとフォードは、両社が商用バンやピックアップトラックの分野で提携することを発表した。

この分野には、フォルクスワーゲンが「トランスポーター」「キャディー」「アマロック」を、フォードが「トランジット」「レンジャー」といった商品を持っている。両社の小型商用車の販売台数を合わせると120万台に達し、業界最大の規模となる。

今回の提携により、フォードは早ければ2022年に登場予定の中型ピックアップを開発。また、ヨーロッパ向けに大型の商用バンを手がける。一方、フォルクスワーゲンはシティバンの開発/生産を行う。なお、今回の提携では、株式の持ち合いなどは行わない。

さらに、フォルクスワーゲンとフォードは、自動運転や電気自動車、モビリティサービスの分野でも協力を目指す考えだ。

(Text by Satoshi Ubukata)