クロスオーバーモデルの「パサート オールトラック」に、コンチネンタルタイヤが純正採用されている。

パサート オールトラックは、「パサート ヴァリアント」をベースにSUVスタイルに仕立て上げられたクロスオーバー。今回導入されたパサート オールトラック TDI 4MOTIONは、2.0 TDIエンジンを採用に6速DSGと4WDの4MOTIONを組み合わせることで、高い走行性能と優れた燃費性能を両立する。

その上級グレード「パサート オールトラック TDI 4MOTION アドバンス」に、ContiSportContact 5
(245/45R18)が装着されている。

ContiSportContact 5は、スポーティな走りを求めるハイパフォーマンスカーやSUV用に開発されたプレミアムスポーツタイヤ。「ContiSportContact 5P」の高性能を受け継ぎながら、ウェット性、乗り心地、静粛性、耐摩耗性といった部分をさらに高めたのが特徴だ。

ContiSportContact 5には、ドライ/ウェット路面における制動時に高いグリップを発揮するコンパウンド技術である「ブラックチリ」や、コーナリング性能を向上させるトレッドデザインである「マクロブロック・テクノロジー」などを採用。

これ以外にも、タイヤのイン側に静粛性とウェットグリップを高める「サイレント・サイプ」を施したり、立体的なグルーブにより接地性と排水性を向上させる「3Dグルーブ」を採用するなどして、安全性や快適性の向上を図っている。

さらに、パサート オールトラックに装着されるContiSportContact 5は、シール効果でパンク時の空気の漏れを防ぐContiSeal(コンチシール)を採用する。

コンチシールは、タイヤトレッド内側インナーライナー上に粘着性の高いシール層を配するテクノロジーで、直径5mm以下の釘やネジがタイヤのトレッド部に刺さり、内部に達したとしても、シーラント剤が釘などを包むように粘着して空気の漏れを防ぐ。また、釘などが抜け落ちてもパンク穴をふさいでくれる。

このため、トレッド部のタイヤ損傷が生じた場合でも、即座にパンクする恐れが少なく、路上でのタイヤ交換・修理が不要になる。スペアタイヤが不要となるので、資源の節約や廃棄物の削減、収納スペースの拡大などさまざまなメリットをもたらす。ランフラットタイヤと異なり、乗り心地が悪化しないのも特徴のひとつだ。

パサート オールトラックが誇る力強い走りを足元から支えるContiSportContact 5である。

■関連リンク
コンチネンタルタイヤ・ジャパン 公式サイト
ContiSportContact 5