2018年10月25日〜10月28日、WRC第12戦ラリー・スペインが行われ、フォルクスワーゲン ポロ GTI R5でWRC2にスポット参戦したペター・ソルベルグが3位表彰台を獲得した。

フォルクスワーゲン モータースポーツは、2018年末までにカスタマー向けに「ポロGTI R5」をデリバリーする予定だが、これにさきがけWRCラリー・カタルーニャのWRC2クラスに2台のPolo GTI R5を投入した。

47号車をドライブするのがエリック・カミリ。そして49号車が元WRCチャンピオンのペター・ソルベルグの手に託された。

SS1からSS7まで総合トップと好調さを見せたカミリだったが、3日目にシフトリンケージのトラブルにとりデイリタイヤを喫してしまう。

一方、総合トップ5を守っていたソルベルグは最終日のSS15で総合3位にポジションアップ。その後も着実な走りで3位表彰台を獲得している。

ラリースペインで好成績を収めたフォルクスワーゲン モータースポーツは、2018年末までに15台のポロGTI R5をカスタマーチームにデリバリーする予定だ。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Volkwagen Motorsport)