やっぱり乗らなきゃね~。というわけで、次男「ポロGTI」の限定車と三男坊「up! GTI」の試乗会へ行ってきました!
この「GTIシリーズ」がどんな存在なのかというと、小型で生活のパートナーでありつつ運転が楽しくなるスポーティモデル。ちなみにGTIとは「Grand Tourer Injection」の略。
まず最初に試乗したのはポロGTI。新型「ポロ」をベースにしたパワーアップモデル。GTIを象徴するラジエーターグリルの赤いストライプや赤のブレーキキャリパー、専用の17インチのアルミホイール、デュアルエキゾーストパイプ、リアスポイラーを採用し、見た目にもダイナミックな走りを予感させます。車内のインテリアも赤と黒でコーディネートされ、大胆な赤のインテリアパネルで赤がぐいぐい視界に飛び込んでくる感じ。
2LTSIエンジンを搭載し、200ps 。スポーツセレクトシャシー付きスポーツパフォーマンスキットやドライビングプロファイルなど、自分好みのスポーツドライビングを楽しむための機能もついています。だいぶ質感も上がり、さらにオプションではありますがiPhone 8/Xを置くだけで充電することができる日本初導入の「スマートフォン・ワイヤレスチャージング」(ワイヤレス充電Qi)やデジタルメータークラスターなどを搭載しています。
運転してみると体はシートにフィットしています。足まわりも硬すぎるわけでも柔らかいわけでもなく、クルマともフィットしている感じ。また車内は静かで、路面の状態が良くないところでもクルマにも車内の人にも衝撃が適度に抑えられる感じ。かといって、まったくないわけでもないという絶妙なさじ加減。
そしてup! GTI。こちらもラジエーターグリルの赤いストライプやGTIのアイコン、タータンチェックのシートも「ポロGTI」に比べるとカジュアルな感じに仕上がっています。1LTSIエンジン6速MTで116ps。ポロGTIに比べると防音材が少ないのか、床下などから外部の音が気になりますが、とはいえそんなことを忘れるぐらい運転は楽しい〜。
ただup! GTIで私が気になったのはシフトレバーの高さ。レバー自体の長さが短いのか、取り付け位置の問題なのか、少なくとも今まで感じたことのない違和感がありました。それさえなければ小柄だけど小回りが利いて機動力のあるワールドカップサッカー日本代表選手のようなイメージなのですが。
あ、すみません。ちょうどW杯ロシア大会 日本×ポーランドの試合を観ていたところだったのでサッカーネタです。ドイツは残念でしたが、この後も「頑張れ!ニッポン」!
(Text by Y.Yoshida)