インゴルシュタットはミュンヘン空港の北北西、約70km離れた場所にあります。アウトバーンを使えば、クルマで30〜40分で移動できる距離です。
この日は新型A8でひとっ走り! インプレッションはまた後日アップしますが、とてもいい仕上がりだったことだけは先に伝えておきましょう。
もちろん、これで全部ではなく、ときどき入れ替えがあるそうです。
Level 1では企画展が開催されていて、今回は色をテーマに、さまざまなボディカラーのモデルが美しく展示されていました。赤の代表はスポーツクワトロ。その背後、オレンジの代表は、A7スポーツバックにも影響を与えたという「アウディ100クーペS」です。
こちらは、隣の「アウディ フォーラム」にあるアウディショップ。ミュージアムショップと違って、今風の(!?)グッズが並んでいます。
Level 3にはホルヒ、DKW、ヴァンダラー、アウディ、そしてアウトウニオンといった20世紀前半のプロダクトが所狭しと並べられています。
いまでこそアウディは4輪メーカーですが、たとえばアウディの前身のひとつ、DKWはモーターサイクルを手がけていましたから、意外に2輪の展示が多い。しかも、どれを見てもカッコいい! 聞くところによると、アウディのデザイナーのなかには、ここでモーターサイクルを眺め、インスパイアされたという人もいたようです。
同じフロアには、かつてドイツの名誉をかけて戦った「シルバーアロー」ことアウトウニオン・タイプDや、速度記録挑戦車のストリームライナーが。ストリームライナーの巨大なボディには圧倒されます。
1フロア下のLevel 2には、おなじみのビッグクワトロやスポーツクワトロ、そしてラリー仕様のクワトロなどが展示されています。また、戦後アウディに合流したNSUもちらほらと見かけます。ロータリーエンジンを積んだNSU Ro80もありました。
同じLevel 1にはミュージアムショップがあります。ここにはクラシカルなグッズに加えて、本やDVDといった資料が揃っています。
その正面に、1999年のルマンに出場した「アウディR8R」が柵もなくぽつんと置かれていたのには驚きました。
例によって駆け足で見たインゴルシュタット。ここのレストランは美味しいし、旧市街もきれいな場所があるんですが、今回は行けず終い。というわけで、また時間を見つけて行ってみたいと思います。
例によって駆け足で見たインゴルシュタット。ここのレストランは美味しいし、旧市街もきれいな場所があるんですが、今回は行けず終い。というわけで、また時間を見つけて行ってみたいと思います。
機会があれば皆さんもどうぞ!