このカリーヴルスト、初めて食べたのは、2000年にアウトシュタットを訪れたときでした。当時はメインレストランの「ラグーン」にこのメニューがあり、名物だからということで試したら病みつきになってしまったんです。
巨大なソーセージを焼いて、そのうえにケチャップとカレーパウダーをかけただけのカリーヴルスト。てっきりカレー風味のケチャップと思っていましたが、ケチャップそのものは甘めで、カレーパウダーをかけても全然辛くはありません。
実はこのカリーヴルストは隣接するフォルクスワーゲンの工場で人気の食べ物で、ソーセージは自家製、ケチャップもVW専用にチューンされたもの。それをアウトシュタットのレストランで提供しているというわけです。現在はラグーンではなくタコメーターで提供されており、お土産用に専用ケチャップを買うこともできます。
僕もアウトシュタットを訪れるたびに食べていますが、ランチのあと、3時のおやつに食べるにはちょっと量が多い......。ということで、この日はお皿の向こうの美女とシェアしました(笑)
そんな大好物のカリーヴルストを意外なところで発見! それは......
豊橋にあるフォルクスワーゲン本社の社員食堂! 先日、取材で足を運んだときに発見。つい懐かしくなって食べてしまいました。アウトシュタットに比べるとケチャップが少なめですが、ソーセージの大きさは同じくらい。まさか、日本でありつけるとは......。
今年の11月には東京モーターショーが開かれますが、フォルクスワーゲン・ブースで食べられたらいいなぁ(笑)
(Text by S.Ubukata)