2013年はまさに"ゴルフ7祭り"という感じのフォルクスワーゲンでした。ハッチバックがフルモデルチェンジし、すぐにGTIが出て、年末にはヴァリアントが発表されて......。
そのあとだけに、2014年は少しのんびりした印象でした。海外ではパサートがフルモデルチェンジしましたが、日本ではポロのマイナーチェンジがあったくらい。
その一方で、ゴルフ系はさらにバリエーションを増やしていて、トップグレードのゴルフRが追加になったり、限定とはいえGTIパフォーマンスが日本でも発売されたり、スタイリッシュなゴルフヴァリアントR-Lineが登場したりと、ゴルフ/ゴルフヴァリアントの購入を考えている人にとってはうれしい1年だったに違いありません。
そうそう、電気系も今年は話題になりました。発売は2015年ですが、日本でもe-up!やe-Golfが発表されましたし、ヨーロッパではプラグインハイブリッドのゴルフGTEが登場。GTEは現地で試乗したら真剣にほしくなった1台でした。
ただ、国内で普通に乗れるようになったクルマということで選ぶと、今年の一番はゴルフGTIパフォーマンスです!
僕の場合、初めてのゴルフ7はドイツとオーストリアで乗ったGTIとGTIパフォーマンスだったんですが、GTIパフォーマンスのキレのあるハンドリングに感激したものの、日本には入らないと知って「そんなぁ」と落胆したことを覚えています。GTIファンなら絶対こっちがほしいはずです。
そして、予定どおり(!?)、GTIパフォーマンスは導入されなかったのですが、今年の9月に限定車として販売されるニュースが届き、最近になってついに試乗できました(試乗記は
惜しいのは、500台の限定販売ということ。仕様の見直しも含めて、2015年にはレギュラーモデルとして販売されることを期待し、今年の1台としました(笑)
2015年はゴルフGTIパフォーマンスを超えるクルマが登場するのでしょうか? 新しい年が楽しみです!
(Text by S.Ubukata)