2017年10月27日のプレビューデイを入れると、東京モーターショーも折り返し。これから会場に足を運ぶという人も多いと思いますが、フォルクスワーゲンブースに行ったらぜひチェックしておきたいのは......
やはり外せないのが「I.D. BUZZ」でしょう!

これまで何度も"ワーゲンバス"の復活が話題になり、ようやく市販化が決定したわけですからね。東京モーターショーのプレスブリーフィングでも、将来日本にも導入すると言っていましたから、注目しないわけにはいきません。


私自身、「I.D. BUZZ」を見るのはこれが初めてですが、こんなEVミニバンがあったらほしいと思う反面、全長約5m、全幅約2mというサイズはちょっと大きいなと思ったのも事実。あとふたまわりくらい小さい「ミニミニバン」バーションがあるといいんだけど(笑)

日本ではおそらくこの東京モーターショーが「I.D. BUZZ」の見納めになるはずですので、どうぞお見逃しなく!


フォルクスワーゲンブースの車両は、「I.D. BUZZ」を含めて9台中8台が日本初公開モデルです。ただ、東京モーターショーの開幕直前に、「パサートヴァリアントTDI」「アルテオン」「ゴルフRパフォーマンス」「eゴルフ」「ゴルフGTE」の日本導入が発表されているため、東京モーターショーを逃すとしばらくお目にかかれないのが「up! GTI」と「ポロ」の2台です。

とくに「up! GTI」はEVでも自動運転でもなく、いまさらマニュアルトランスミッションという、ある意味東京モーターショーでは"浮いた"存在ですが、それだけに走らせる歓びが一番感じられるクルマだと思います。

eゴルフとup! GTIの2台持ちなんていいよなぁ......とつい妄想してしまう私です。


このクルマの導入を待ち焦がれていた人も多いのではないかと思われるのが「パサートヴァリアントTDI」です。TDI導入の期待が高まっていたにもかかわらず、例の排ガス問題で日本での展開が遅れてしまったのはご存じのとおり。

それだけに、最新のクリーンディーゼルを積むパサートヴァリアントTDIがどんな走りを見せてくれるのか楽しみです。これを皮切りに、ゴルフなど他のモデルにもTDIが拡大していくということですが、個人的にはSUVのティグアンに4MOTION(4WD)との組み合わせて導入されることを期待しています。

あとは、「パサートオールトラック」のTDI仕様もあったらいいなぁ。


会場にはVRを使ったアトラクションも用意されていますが、この手は酔うので近づかないようにしています(涙) お時間がある方は、こちらもぜひお試しください!

(Text by S.Ubukata)