「テックエディション」にはベース車両により「ゴルフTSIコンフォートライン テックエディション」と「ゴルフTSIハイライン テックエディション」の2タイプがあります。くわしい仕様については、
ゴルフTSIハイラインが331万9000円であるのに対し、テックエディションは本来オプションのDiscover Proパッケージ(22万6800円)とテクノロジーパッケージ(17万2800円)が装着されて18万円高の349万9000円と、かなり魅力的な価格設定です。
Discover Proをオーダーしようと考えていた人なら、このテックエディションを選ばない理由は見あたらないのでは?
さて、今回は東京と福島県のいわきを往復し、走る、曲がる、止まるの基本性能の高さをあらためて実感しました。
基本的にはマイナーチェンジ後に乗ったゴルフTSIハイラインと同じはずですし、装着されていたタイヤも同じ銘柄、同じサイズでしたが、以前に増してサスペンションがしなやかになり、目地段差を通過したときのショックも軽くなった印象でした。
1.4 TSIエンジンと7速DSGの組み合わせは相変わらずスムーズでパワフル。モデル終盤を迎えているゴルフ7ですが、その魅力が色褪せるどころか、ますますアップしているのが凄いですね!
ところで、内容の濃さではこのハイラインよりも、ゴルフTSIコンフォートライン テックエディションのほうが上と思えるのですが、試乗の機会がないのがちょっと残念......。
というわけで、いま試乗してみたいフォルクスワーゲンは、ゴルフTSIコンフォートライン テックエディション、それに、ポロTSIコンフォートラインです。
広報車、用意してくれないかなぁ(笑)
(Text by S.Ubukata)