「"明日もドイツの風が吹く!!"なのに、どうしてデンマーク?」と首を傾げている人がいるでしょうが、実はこのDYNAUDIOはフォルクスワーゲンと関わりがあります。ご存じの方もいるでしょうが、ドイツ本国ではゴルフ以上のモデルに、DYNAUDIOのプレミアムサウンドシステムがオプション設定されており、日本でも2018年2月にDYNAUDIOを搭載した「ティグアン」「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」が発売されました。
これにあわせて、「ティグアン ディナウディオ エディション」の試聴会が行われ、そのクリアなサウンドを堪能したことは、
このMusicシリーズ、共通の特徴としては、まずは船をイメージしたデザインが挙げられます。表面にはデンマークの「Gabriel」社のファブリックを使い、アルミフレームとのコンビネーションがとてもスタイリッシュ。カラーはライトグレイ、ダークグレイ、レッド、ブルーがあるので、好みにあわせて選べるのもうれしいところです。
このMusicシリーズ、共通の特徴としては、まずは船をイメージしたデザインが挙げられます。表面にはデンマークの「Gabriel」社のファブリックを使い、アルミフレームとのコンビネーションがとてもスタイリッシュ。カラーはライトグレイ、ダークグレイ、レッド、ブルーがあるので、好みにあわせて選べるのもうれしいところです。
見た目だけでなく、もちろんサウンドにもこだわりが。同社のハイエンドオーディオにも採用される「MSPコーン」をウーファーやミッドレンジスピーカーに採用。トゥイーターもハイエンドスピーカーをベースとしており、DYNAUDIOのエントリーモデルにもかかわらず、クリアで迫力あるサウンドが楽しめるというわけです。
さらに、設置場所にあわせて自動的にパフォーマンスを調整する「Room Adapt」、周囲のノイズに対応する「Noise Adapt」を搭載し、常にベストの状態のサウンドを届けてくれます。
ミュージックプレーヤーの接続方法も多彩。ワイヤレス接続ではBluetooth(SBC / aptX)に加えて、Wi-Fi環境下でのAirPlayやDLNA/UPnPに対応。個人的には、より高音質で接続できるWi-Fiが使えるというのは見逃せないポイントです。また、有線接続ではUSBやステレオミニプラグによるAUX入力をサポートしています。
一方、各モデルの違いは、搭載するスピーカーと、それにともなうサイズの差ということになります。最もコンパクトなMusic 1の場合、トゥイーター×1/ウーファー×1。Music 3は、トゥイーター×2/ウーファー×1です。このMusic 1とMusic 3はバッテリーを内蔵するポータブルタイプです。
据置タイプのMusic 5とMusic 7では、スピーカーの数は前者がトゥイーター×2/ミッドレンジ×2/ウーファー×1、後者がトゥイーター×2/ミッドレンジ×2/ウーファー×2と充実。また、Music 5では光入力を、Music 7ではさらにHDMIをサポートするなど、TVと組み合わせやすい内容になっています。
前置きはこのくらいにして、さっそく手持ちのiPhoneの音源を再生してみます。Music 1でも、キレのあるクリアなサウンドが楽しめるのですが、Music 3に変えると音の厚みが増したように感じました。ちなみに、シリーズ中、Music 1だけがモノラルで、それ以外はステレオです。
これがMusic 5になると一気に迫力が増し、さらにMusic 7では低音から高音まで、バランスの良いクリアなサウンドが広がりました。
Music 1が目当てでしたが、他を聞いてしまうと目移り(耳移り!?)して、どれを選んで良いのか真剣に迷ってしまいます。この感覚、何かに似ている......と思ったら、どことなくゴルフを選ぶのに似ているような感じ(笑)
ちょっと強引に例えるなら、
Music 1 = Golf TSI Comfortline
Music 3 = Golf TSI Highline
Music 5 = Golf GTI
Music 7 = Golf GTI Performance
といったところ。Music 7が「Golf R」でないのは、Music 5にさらに磨きをかけたモデルという印象だったから。
話を元に戻して、今回のオーディオ選びは、仕事場で気持ちの良い音楽を聴くことが目的なので、候補をポータブルタイプのMusic 1とMusic 3のふたつに絞り、このなかから音に厚みのあるMusic 3に決定! 一方、自宅用としてMusic 7がほしいなぁと思い始めています。
ということで、オーダーしたMusic 3が仕事場に届くのが楽しみです! 機会があればインプレッションをお届けしますね(笑)
(Text by S.Ubukata)
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