試乗会で短時間運転しただけだった「ポロGTI」を改めて借りて、気になるところをチェックしました。
ポロGTIの速さは
さらに「Discover Pro」の車両の画面では、好みにあわせて左右の組み合わせを自由に変えられるのもうれしいところ。


すっきりとした表示がいいという人には、「クラシック」がオススメです。


もうひとつ確認したかったのが、アダプティブクルーズコントロール(ACC)の動き。ポロGTIだけでなく、ノーマルのポロにも共通ですが、ACC使用時に先行車が停止すると、これにあわせて停止します。ここで、すぐに先行車が動き出せば、自車もそれを追うように発進しますが、一方、停止時間が約3秒を超えると、警告とともに自動的にACCがキャンセルされて、クルマはクリープを始めてしまいます。

なので、ブレーキを踏んでやる必要がありますし、その後、ステアリングのスイッチでACCを再開しなければなりません。

ゴルフなど、電動パーキングブレーキを装着しているモデルだと、こういった状況ではACCがスタンバイ状態になり、ドライバーがブレーキ操作をしなくてもクルマが停止を続けてくれるので楽なんですが......。


ただ、ポロの場合、自車が停止するとまもなく上のような警告が表示されます。このメッセージが消える前にブレーキを踏むとACCは解除されず、前のクルマが動き出したあと、ブレーキペダルから足を離せば、ステアリングスイッチの操作なしで、先行車の追従を再開します。ACC作動時にブレーキペダルを踏むと通常はACCが解除されますが、この警告が表示されているあいだだけは例外になるようです。

停止時にブレーキペダルを操作しなければならないことにかわりはありませんが、慣れるとさほど煩わしくなくなりました。

以上、ご参考まで!

(Text by S.Ubukata)