■ Unknown(Japan)
■ 70mm
■ Tinplate
■ Friction Powered
これはまた・・・素晴らしい。
ナニが素晴らしいかというと"ブリキのゴルフ"であるところが素晴らしいのです。1960年代に全盛期を迎えたブリキのオモチャは、その後急速に廃れてしまい、1974年というゴルフのデビューとは重なっている時期がビミョーです。
そんな訳でブリキの空冷VWは数多いですが、ブリキの水冷VWはあまり見つかりません。そんな事情も手伝って、このゆる過ぎるゴルフが格別に愛しい。可愛い水色、絶妙なボディライン、ハズミ車仕様の"縁日出店"クオリティ。なんとなくゴルフ、ではなく、ちゃんとVWエンブレムも印刷され、リヤにはGOLFとはっきり明記。カーナンバー75は、1975年製を表しているのかも知れません。運転席には電光オズマ(古い)みたいなレーサーが乗っています。二人体制です。TEAM V・Wは、ラリーチームなのでしょうか。メーカー名がないのですが、"Made In Japan"と書かれています。
まだそれほど日本国内に走っていなかったであろう、この西独の小さな自動車を商品化してくれたメーカーに敬意を表します。
とっても玩具らしいGolfgangでした。
ナニが素晴らしいかというと"ブリキのゴルフ"であるところが素晴らしいのです。1960年代に全盛期を迎えたブリキのオモチャは、その後急速に廃れてしまい、1974年というゴルフのデビューとは重なっている時期がビミョーです。
まだそれほど日本国内に走っていなかったであろう、この西独の小さな自動車を商品化してくれたメーカーに敬意を表します。
とっても玩具らしいGolfgangでした。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。