■ Rabbit Convertible
■ Sunstar/CHRONO (U.S.A)
■ 1/18

雨漏りがないとは言いません。私は1992年式のカブリオに乗っていますが、ちょっと強い降りになると、ポタポタと腿の上あたりに落ちてきます。でも、でもですね、ひとたび晴れて、オープンにした時の開放感は、なかなかのモノです。何より、イマドキの車ほどフロントガラスの傾斜がきつくないので、眼の前というか、頭上が広いのです。気になる人にとっては無粋な中央のロールバーも、運転してれば目に入りません。

このミニカーは、オープンが一番似合うかも知れないカリフォルニアのナンバーがついたモデル。幌からシートからホイールまで真っ白の"White Edition"です。バンパーの形状から1984年以前のモデルのようです。アメリカ仕様の特徴である、フェンダーのリフレクター(前が橙、後が赤)も再現されています。1/18という大きさなので、幌を可動にして欲しかった!

日本では、"Golf Cabrio"と呼ばれていましたが、アメリカでは"Rabbit Convertible"。ウサギなのでつまり、"Topless Bunny"なんて愛称もありました。公衆の面前で声高に口にする人はそういなかった気もしますが、なかなか洒落てます。実車の話に戻りますが、五層構造の幌は丈夫さに定評があり、あえて洗車機にかける広告があったほどです。スタンドのあの四角いやつです。その広告がまた洒落ていて、まさにザバザバと洗われているビジュアルに、こんなキャッチフレーズがついてます。

「もしも漏ったら、オープンにして(走ってね)。」
洗車してるくらいだから、いい天気。あっという間に乾きます。


◆ das kleine Golfgang(ダス クライネ ゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。