■ Golf R32 
■ Maisto(U.S.A)
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映画館やコンサート会場で発展してきたサブウーファースピーカー。これをクルマに設えると車内もなかなかよいリスニングルームになるそうですが、このミニカーは、スピーカーが外に向いているところを見ると、ディスプレイ的な要素もあるのでしょうね。メーカーのマイストはアメリカのブランド。欧州のメーカーは、実車どおりを再現するマジメなミニカーを作りますが、アメリカは独創的なボディカラーや仕様を施したり、タイヤを巨大化してみたり、実におおらかな商品展開をする傾向があります。

北米ではハッチバックよりセダンが人気で、ゴルフよりもジェッタのほうがポピュラーです。がしかし、"ウーファーミニカー"の商品企画会議では、スピーカー積むにはこっちの方が良かろう、ということでゴルフが選ばれたのでしょうか。特徴的なエアロバンパーやサイドスカート、16本スポークのOZ製アルミホイールも再現。ゴルフ4のR32というのは、あまり製品化されていないので、色と仕様はスゴいけれど貴重な一台です。あとは、ほんとにコネクタ装備で、iPodのスピーカーにでもなると気が利いてるのですが。

ウーファー装備でないオリジナルのR32も作ってくれないかなぁ。


◆ das kleine Golfgang(ダス クライネ ゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。