■ Golf
■ Minichamps (Germany)
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1992年、初めて自分で買ったクルマがゴルフ2でした。重ステ、マニュアルウィンドウで、何にもついていない、素うどんみたいなCiというグレード。柔らかいダブルホーンのクラクションは、"欧州"の香りを纏っていました。シンプルだけど機能的、ダイレクトなハンドリングと矢のような直進安定性に欧州車のクルマ文化の洗礼を受け、私のゴルフ偏愛は始まりました。

ゴルフ2のミニカーは、実車が大ヒットした割りには種類が少なかったのですが、今回のミニチャンプス製品も、実車のデビューから20年近く経って登場。

それまでこのスケールの代表格だったシャバク(Nr.48参照)は味のあるモデルでしたが、ミニチャンプスはディテール追求派。フロントグリルの繊細な銀モール、ワイパー、バンパー内のウィンカーにまでレンズを入れる凝りようです。私の愛車がこのナス紺であったせいもあり、ゴルフ2と言えばこの色が私には定番。ミニカーも、明るくも暗くもないこの微妙なブルーを再現しています。

たまたま家の近所にYANASEの中古車センターがあって、何の予備知識もなく試乗した素ゴルフに、ここまで心を奪われることになるとは。縁とは面白いものです。いいクルマだったなぁ、ゴルフ2。今でもごくたまに見かけますね。いろいろ大変だと思いますが、走り続けて欲しいものです。


◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。