■ 1-Liter-Auto 
■ vwmm (Japan)
■ 1/24
■ Handmade



0.89 Liter auf 100 Kilometer。
100km走るのに0.89Lですから、日本流に言えば112.3km/Lってことでしょうか。計算あってますかね。ど文系なのですみせん。このクルマはVWの低燃費実験車で、2002年に冒頭の記録を打ち立てました。ディーゼルエンジンの効率化と究極の軽量化でもたらされた記録ですが、当時の成果は最新のBlue Motionテクノロジーに活かされているようです。

模型は、と言うと木製のハンドメイドです。Webから拾った画像から三面図を起こして、飛行機のソリッドモデルをつくる要領で制作しました。サイズは1/24とし、タイヤは軽自動車のプラモデルから流用しました。今見るとアラだらけです。このクルマの研究はVW L1 Conceptとして脈々と受け継がれており、最新型のXL1の試乗記が紹介されていますね。

さて、この度ジュネーブモーターショーを訪れる機会があったのですが、VWブースで非売品の蒼いミニカーを見つけました。ホイールがXL1に似てるので、1Lカーかと思って写真を撮ってきましたが、よく見たら、Up! Lite Conceptじゃないですか。これは市販されてなかったんじゃないかな。プロトタイプかなぁ。というわけで、なぜか話は1Lカーから脱線して終わるのでした。


◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。