■ Unknown (China)
■ 210mm
■ friction powered
このジャンルなので、どこにもVWエンブレムは見当たりません。が、このフロントグリル、特徴的なテールランプ周りは、紛れもなく初代シャラン! と言い切るのも不安になる爆怪(なんて読むんだろ)な造作です。
捕獲地は、スリランカ。
コロンボより南部の小さな海辺の町マウントラビニアで、オモチャ屋さんを発見しゲットしました。
ここまで大胆な透明ボディも珍しいですが、なぜに、シャランなのか。そして、なぜパトカーに「すげークオリティのメンソール」なんてステッカーが貼ってあるのか。ヘナチョコなプレイモビルのような乗員達は色違いのヘルメットで和気あいあい。まるでピクニックにでも出かけるようです。しかも、実車は乗車定員7人を誇っていたのに、3人分しかシートがない。充血したようなライトも恐ろしい。
コロンボより南部の小さな海辺の町マウントラビニアで、オモチャ屋さんを発見しゲットしました。
ここまで大胆な透明ボディも珍しいですが、なぜに、シャランなのか。そして、なぜパトカーに「すげークオリティのメンソール」なんてステッカーが貼ってあるのか。ヘナチョコなプレイモビルのような乗員達は色違いのヘルメットで和気あいあい。まるでピクニックにでも出かけるようです。しかも、実車は乗車定員7人を誇っていたのに、3人分しかシートがない。充血したようなライトも恐ろしい。
どんなに安い玩具だとしても、型を彫る必要があるわけで、その時、担当者はなんの資料をみてVWシャランを作ろうと決めたのでしょうか。その意思決定の瞬間に思いをはせれば、これは奇跡の類です。権利関係メンドーだから、地味な車種にした、などという浅はかな理由じゃありません。きっと。
ここまでテキトーでも、ちゃんとシャランとわかるのは、やっぱりVWのデザインが優れてるから? (この時は、フォードと共同開発でしたが)
ここまでテキトーでも、ちゃんとシャランとわかるのは、やっぱりVWのデザインが優れてるから? (この時は、フォードと共同開発でしたが)
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。