■Golf

■Wiking(1,4)/Rietze(7)

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■Golf7 Sardinia Drive Presskit


イタリア、サルディニア島。地中海に浮かぶこの島でゴルフ7の国際試乗会が開かれました。

このミニカーセットは、その会場でプレスに配られたものです。が、私が行ったワケではありませんで、いただきものです。

ご覧のとおりの豪華装丁で、中には初代ゴルフ、ゴルフ4、そしてゴルフ7がおさめられています。ホワイトとシルバーで統一されたパッケージがGerman Engineeringを感じさせます。



ほとんどのミニカーは、パッケージの中で、左側が前になるように収まっているのですが、このセットでは逆を向いています。

人が時間の流れを図にするとき、無意識に左から右へ表現することに関係あるのでしょうか。こういう感覚って、不思議ですね。


このアーチ型のアクリルケースも立派ですが、台紙の背中側には、歴代ゴルフの諸元のほかに、デザイナー、生産台数まで描かれています。初代は、いわずと知れたGiorgetto Giugiaro(6.975.448台)、4がHartmut Warkuss(4.944.715台)、7はWalter de Silva、という具合です。
いや、たかだかミニカーというなかれ、この入れ込み方が素晴らしいです。ひとつのモデルネーム、不変のコンセプトがあってこその歴代ゴルフのセットです。ゴルフを愛するものとしては、この辺の姿勢にもまた感銘を受けるのであります。なんと、このセットにはさらに長いケースに入った歴代7台セット、というのもあるのです。いやしかし、なんともうれしい逸品です。

◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。