■ Passat CC
■ Schuco(Germany)
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きれいなスタイルだと思います。CCという名は、Comfort Coupeから来ているそうです。実車は大人しめのパサートをより低くワイドにして、流麗なプロポーションを与えた4ドアクーペ。
ヨーロッパ、日本でも発売されましたが、主にハッチバックよりもセダンが人気の北米市場での成功を狙って誕生したようです。
現在は、パサートの名が外れて、単にCCと呼ばれるようになっています(北米市場ではもともとCC)。
このミニカーは、2008年に登場した前期型。ボディ側面まで切れ込んだヘッドライト、流れるようなルーフラインは、手のひらサイズになっても伸びやかさを感じさせます。
このミニカーは、2008年に登場した前期型。ボディ側面まで切れ込んだヘッドライト、流れるようなルーフラインは、手のひらサイズになっても伸びやかさを感じさせます。
メーカーは、ドイツ・シュコー社。ダイキャストボディにプラスティックパーツの組み合わせという伝統的なパーツ構成です。途中からリヤシートが3人掛けになりましたが、このミニカーはデビュー当初の2人用リヤシートを再現しています。
2011年に渡独した際に、このクルマを10日間ほど借りたことがあります。左ハンドル、6MTでエンジンはTDIでした。大柄なボディでしたが、ディーゼル特有の力強いトルクでアウトバーンでも余裕のクルージングが可能でした。実用一辺倒、と思われがちなフォルクスワーゲンのなかにあって"スタイリッシュ"であることが身上のパサートクーペ。
あえて、ゴルフでもビートルでもない一台を選ぶならこれがいいかな、と思わせるデザインです。