■ Eos

■ Gartex/Eastcolight.LTD(HongKong)

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1875年(明治8年)。わが国はこの年の6月から日々の気温などの観測・記録を始めたんですね。陸蒸気が汽笛一声、新橋を出た3年後。国を挙げて「近代化しようぜ!」って気分だったのでしょうね。

で、1875年7月の平均気温26.0℃。140年後の2015年7月は26.2℃。あれ......そんなもん?

最高気温の平均は......というと、それぞれ1875年30.1℃、2015年30.1℃とまったく同じ。いやいや、「温暖化」は!? 騙されてる気がしてきたぞ。旧車増税やっぱり反対......

って話がそれましたが、年々暑くなってる実感はあるのに記録は冷静です。

夏のオープンドライブは苦行以外の何モノでもないし、熱中症の危険もありますが、今に始まったことではないというのか......。

そんな前振りからやや強引にフォルクスワーゲン イオスにつなぐワケですが、フォルクスワーゲン・カブリオレ伝統のソフトトップではなく、開閉型ハードトップを持つモデルで、ゴルフとパサートの中間にに位置づけられていました。


オープン形態への変身には25秒、複雑なメカニズムの動きは完全にトランスフォーマーです。

ミニカーでは残念ながら開閉メカは再現されていませんが、太陽のように明るいイエローとメッキグリルで華やかさに溢れています。


ちょっと長めの花冷えの後は、いよいよオープンシーズン到来(花粉症の方除く)!


◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。