■ Rabbit
■ Strombecker(U.S.A)
■ 85mm
いきなりフロントグリルがヘン。
前から見るとゴルフじゃないです。
グリルじゃなくエンジンフード上にVWエンブレムが刻まれてるのもヘン。
屋根の上のシャッター(!?)がヘン。
キャンバストップだとしても、そんな装備ゴルフにないし。
妙に張り出したテールライトがヘン。
かろうじて横から見ると、「ゴルフのような形」をしてますが、Cピラーが寝過ぎで、やっぱり少しヘン。
ラビットとは北米市場でのゴルフのネーミングですが、なぜこうも故意に「ゴルフじゃない感」を出すかのような造形がなされたのか謎であります。
KOOL CATとは、シリーズ名称かなんかでしょうか。coolよりもクールなのがkoolだそうで。
No.5000 という製品番号もキッカリ過ぎて、ホントかよ、と突っ込みたくなります。
こんなテキトーな形状も、お菓子のオマケみたいなクオリティも、時代の大らかさを未来に伝える文化遺産なのです(大ゲサ)。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。