東京もイチョウやもみじが色づいて冬の気配も感じられるようになりましたね。晩秋の紅葉を満喫しようと、山梨・長野方面へ出かけてきました。今年は早々と雪が降って、色とりどりの木々とともに一足早い雪景色も楽しめました。
東京から中央道を走ること約2時間。周りの景色は徐々に赤や黄色へと色を染めていき、進むにつれて色濃くなっていきます。そして、奥には真っ白い雪化粧をした八ヶ岳の山々が。諏訪南インターを降り蓼科方面へ。別荘地が広がる山道を登って行くと、前日に雪が降ったようで辺りはすっかり雪景色です。

■ こだわりのお蕎麦 蓼科 しもさか

ちょうどお腹も空いてきた所で、静かな佇まいのお蕎麦屋さんへ。すぐ脇には小川が流れ、自然に溶け込みとても落ち着いた雰囲気です。つなぎを使っていないという極めてシンプルなこだわりのお蕎麦は、素朴でありながらしっかりとしたコシと豊かな蕎麦の香りで、見た目よりも食べ応えがありました。

■ 車山、霧ヶ峰高原

ビーナスラインを進んでいくと、思いのほか雪深くなってきました。まだ11月だというのにこんなに降ったんだ・・・!びっくりです。霧ヶ峰の少し手前、車山高原で一休み。一面の雪景色、気温はなんと-2℃。早くも冬を味わいました。雪が降っていなければ、トレッキングをしたりリフトに乗ってもっと高台に行ったりできたのでしょうけれど、クルマから降りてひんやりとした透明な空気を胸いっぱいに吸い込むだけで、細胞の一つ一つが潤うようです。遠くの山々を眺める時間は心を静かにしてくれました。

■ 諏訪大社

山を下り諏訪湖方面へ。湖の北側に下社の秋宮と春宮、南側に上社の前宮と本宮が鎮座する日本最古の神社の一つと言われる諏訪大社。凛とした空気の中で、本宮から見る山々は自然が織りなすパッチワークのように色鮮やかです。自然が生み出す色彩は、ただひたすらに美しい。クルマのボディーカラーにも桜やラベンダー、カトレア、ローズ等の花の色や、ガーネットやオパールといった天然石の色、アクアブルーとかマリンブルー、アルペンホワイト等海や山をイメージする色も取り入れられているようですが、もっともっと自然の中にある色や五感にうったえるようなネーミングが、クルマのボディーカラーやインテリア、パーツに取り入れられて、個性や想像を膨らますカラーが増えていくと素敵だと思います。例えば、ピスタチオやバニラやアプリコット...まるでマカロンを選ぶかのようにクルマをカラーで選んだり、ネイルサロンでオーダーをするように"クリームピンクのグラデーションにオーロラのラメがけをしてスワロフスキーのストーンを散らす"なんていう風にカスタマイズできたり、そんなクルマがあったら自由で楽しいと思うのです。

■ 森の中のリゾート リゾナーレ

今回の宿は小淵沢駅に程近い八ヶ岳高原にあるリゾナーレ。メインダイニング「OTTO SETTE」では、厳選された地元の素材を、時間を忘れて楽しむことができました。使われている食材のひとつひとつが紹介されているメニューは、一品ずつ実に長いのですが、食材へのこだわりやおもてなしの心を感じる温かいものでした。他に、スパやプール、セレクトショップやカフェが並ぶ石畳のピーマン通り、天気のいい日には満点の星を眺められる露天風呂などもあり、まるごと楽しめる贅沢な空間です。朝食後にはピーマン通りで2時間近くもショッピングを楽しんでしまいました。

これからの季節ウィンタースポーツも楽しめる、都心から2時間の別世界へ皆さんも出かけてみてはいかがでしょうか?