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9月下旬から10月中旬にかけて、仕事でハンガリーとドイツに行ってきました。その際、土日の休みを利用してアウトシュタットを訪れることができました。
アウトシュタットは自身6年ぶり2回目の訪問で、前回は友人の車で行きましたが、今回はICEを利用しました。滞在先のフランクフルトからは、ベルリン行きのICEだと乗り換えなしでウォルフスブルクまで約3時間で行くことができます。
ヨーロッパではよくあることですので、乗る電車がどれか案内表示をしっかり追っていれば、キャンセルにならないかぎり慌てなくてすむと思います。
余談ですが、ICEは前日までの購入と当日の購入で値段が異なるのと、購入の窓口が混むので注意したほうが良いですね。DBのホームページで購入するのが一番わかりやすいですね。
ウォルフスブルクに到着するとホームから川を挟んで対岸に4本煙突の建物が見えます。
ウォルフスブルクに到着するとホームから川を挟んで対岸に4本煙突の建物が見えます。
駅の出口は、地下道を通りフォルクスワーゲンとは反対側になります。駅の中には、アウトシュタットを案内する窓口もあります。駅を出ると左手に大きな建造物があり、その中を進んでいくと「AUTOSTADT」と書かれたエスカレーターが見えてきました。
エスカレーターで上に上がると、その先にはアウトレットモールがありますが、日曜日に行ったのでお休みです(ドイツは、観光地やイベントなどを除き基本的に日曜と祝日は、スーパーやデパートが休みになるので要注意です)。
さらにエスカレーターを上がると、川を渡る橋になります。下には、Driving ExperienceのALL-TERRAIN TRACKSのコースがあり、「ティグアン」「トゥアレグ」「アムロック」「Skoda Kodiaq」に試乗ができます。
正面に見えるガラス張りの建物がアウトシュタットのエントランスビルです。中に入ると、「どこから来たの?」と必ず話しかけられます。ちょうどF1の日本GPのときだったので、ヴェッテルがリタイアしたのを残念がっていました。
話しをしながら、案内図の入った冊子を貰い、チケットを購入するカウンターまで案内してくれます。
チケットを購入して、さっそく中に進みます。15時30分のICEを予約しているので、滞在できる時間は約4時間。アウトシュタットの中は、グループ会社の建物が万博のパビリオンみたいに建てられています。さらに、新旧さまざまなクルマなどが展示されているZeit(ドイツ語で時間)館、納車センターとカータワー、リッツカールトンホテルがあります。
エントランスを出て左から回るとスムーズに見られるのですが、お腹も減ってきたので右回りでスタート。最初は、ポルシェ館。メインで置かれていたのは、パナメーラのハイブリッド。これからのスポーツカーの形ですね。詳しく解説があり、とても分かりやすかったです。
次に、商用車館。日本には入ってこない商用車。「キャディ」なんか売れば、フォルクスワーゲン版"カングー"みたいで人気になるんじゃないかと思ってしまいます。
ここでは、無料で好きな背景を選んでプリクラみたいに写真が撮れるので、ぜひチャレンジしてください。
商用車館に行く途中、芝生の上をモソモソ動くものがあります。よく見るとネズミ!? あとで調べてみたら"ヌートリア"というカピバラを小さくしたようなもので、施設内にたくさん居ました。6年前は、居なかったのでいつの間にか住みついたようです。ちょっと可愛くて癒されます。
お腹も空いてきたので(!?)、納車センターに向かいます。
基本的に日曜日の納車は行わないのですが、この日は納車していました。場内には、先日日本でも発表になった「アルテオン」や「eゴルフ」、これから発売される新型「ポロ」など展示されています。
ここの1階には納車場、2階には納車の受付と純正アクセサリーが売っている売店があります。自分のお土産として日本のアクセサリーにラインアップされてない、「GTI Foldable BOX」を購入しました。
そして、売店横の螺旋階段を登ると「tacho meter」というカフェがあり、ここでフォルクスワーゲン名物の「カリーヴルスト」を食べることができます。注文して出てきたままだとカレーパウダーが掛かってないので、受け取ったところに置いてあるカレーパウダーを好きなだけ掛かけちゃいましょう。
カリーヴルストに使っているケチャップやソーセージも購入することがでいます(ちゃんとフォルクスワーゲンのパーツナンバーが記されています)。納車センターでは、カタログも入手できるので、自分の車のカタログを探すのも楽しいですね!
空腹を満たした後は、カータワーへ。
後編につづく......