まず、第一に、8speed.netの開始がちょうどゴルフ6の日本上陸と重なったから。そして第二に、maniacsという会社にとってゴルフ6のことを早く知らなければならなかったから。ゴルフ6の何を知る必要があったのかというと、具体的には、これから標準化してくるであろうVW純正ナビゲーションRNS510について、操作性を知り、理解し、拡張性、その他世界中のアクセサリーのフィッテングを試すため。そして、maniacs DSG Paddle Extension を装着した場合のステアリング、及びパドルの操作性を試すため。その為だけにハイラインにしたといっても過言ではない。それが主なわけです。
少しmaniacsに関して補足しておくと、maniacsという会社は、チューナーでもないし、プロショップでもない。いわばVWライフをより充実させるためのグッズ、パーツのセレクトショップだ。maniacsのコンピタンスはユーザー目線の共感性だと思っていて、やはり、いちユーザーとしてクルマを所有してみないと、何に不満なのか、何があったら嬉しいかということは見えてこない。なので、maniacsの場合、「デモカー」という言葉は似つかわしくなく、「テスト車」という言い方がピッタリくる。日々一緒に、買い物や、レジャー、家族の送迎などに使ってこそ、何かが見えてくる。ユーザーと共感出来る。
・・・と宣伝みたいになってきたので話をもどそう(苦笑)。
そんなゴルフ6ハイライン、納車の翌日にはオグラさんに貸し出してレポートを書いて頂いた。と同時に慣らしも完了。一挙両得(?)で僕の元に戻ってきた。そしてゴルフ6との生活が始まるのだが、これまたさっぱり面白くない。やはり自分向きではないのかな?ゴルフ5GTIの方が好みかな、本社においてあるゴルフ5GTIに戻そうかな、と考えた。本当に。
しかし、その考えが一変したのは、シロッコTSI(1.4)を3日間借りることが出来た後だった。