各地から初雪の便りが届くようになると、気になりだすのがスタッドレスタイヤ。今年は「ContiVikingContact5(コンチバイキングコンタクト5)」で冬に備える。


コンチネンタルによれば、気温が7℃を下回る季節にはウインタータイヤの装着が推奨されるという。雪や氷で道路が覆われていなくても、気温が7℃を下回るとサマータイヤよりもウインタータイヤのほうがグリップ性能が優り、より高い安全性が確保されるからだ。もちろん、突然の雪にはウインタータイヤが断然安心・安全である。

そこで用意したのが、コンチネンタルのスタッドレスタイヤ「ContiVikingContact5」。価格はオープン。


ContiVikingContact5は、いまやフォルクスワーゲン車には標準装備のESC(横滑り防止装置)との連動を想定し、タイヤ単体だけでなく、クルマの性能を引き出すことで最大限の効果を発揮する画期的なスタッドレスタイヤ。タイヤだけでなく、ESCやABSなど、さまざまなクルマの電子制御システムを提供するコンチネンタルだからこそ、つくりだせる商品なのだ。

たとえば、ESCが効果的に機能するよう、タイヤの内側と外側とでブロックパターン/サイプを最適化。また、新開発の「ニューノルディックコンパウンド」の採用により、氷上性能を高めている。

スピードレンジはT(最高速190km/h)を確保。ふらつきを抑制し、操縦安定性や高速走行性を高める「エレベーターグループ」の採用も見逃せない。


今回は、ゴルフなどに対応する205/55R16 94T XL(エクストラロード)を用意。装着するゴルフカブリオレは225/45R17サイズが標準だが、滑りやすい路面でのグリップを高めるには、あえて細いタイヤを選んだほうが有利なのだ。

なお、ホイールは、あのOZがデザインを手がける「MSW22」を使用。スタイリッシュなデザインにもかかわらず、手頃な価格がとても魅力的だ。7×16インチ、カラーは人気のグレーシルバーで、価格は2万2050円(1本/税込)である。


残念ながら、取材の時点では雪道を試すことはできなかったが、乾燥した一般道や高速道路では不満のない性能を示し、ウインタータイヤにつきもののクルマのふらつきや頼りないフィーリングなどがよく抑えられていた。

今後、機会を見て雪道に連れ出そうと思っているが、まずはこれでひと安心! これからの季節が楽しみである。

(Text by S.Ubukata)