ユーロNCAP(欧州新車アセスメントプログラム)は、厳格な衝突安全テストのひとつとして日本でも広く知られているが、これまでは乗員保護、幼児保護、歩行者保護のそれぞれのテストに対し最高5つ星の評価を下してきた。それが、2009年からは乗員保護(前面衝突、側面衝突、ポール衝突、追突)、幼児保護(生後18カ月、生後3年)、歩行者保護、安全補助装備の4項目でポイントを算出し、これをもとに総合的な安全性を5つ星で評価する方式に変更されている。
ゴルフ6は乗員保護が97点!の圧倒的な高ポイントをマークしさらに幼児保護が84点、歩行者保護が61点、安全補助装備が71点という好成績。総合評価は最高ランクの5つ星を獲得している。
ちなみに、新しい評価法の導入後に実施されたテストでは、次のような結果が得られている。
★★★★★
ゴルフ6
マツダ6(日本名:アテンザ)
三菱ランサー(日本名:ギャランフォルティス)
トヨタ・アベンシス
トヨタiQ
★★★★
シトロエンC3ピカソ
スバル・インプレッサ
(Text by S.Ubukata)