6月13日〜14日、フランスのサルトサーキットで開催されるルマン24時間レースに、ディーゼルエンジン搭載のR15で参戦するアウディが、先ごろドライバーのラインアップを明らかにした。その中には2名の助っ人の名前も含まれている。
そのふたりとはティモ・ベルンハルト(写真右)とロマン・ディマ(写真左)。ともに、ポルシェのワークスドライバーで、2007年と2008年にはポルシェRSスパイダーでALMS(アメリカン・ルマン・シリーズ)LMP2クラスの全タイトルを獲得した実力派である。
ティモ・ベルンハルトは28歳のドイツ人ドライバーで、2008年にはセブリング12時間で優勝を果たしている。ルマンでは2002年にGTクラスでの優勝経験を持ち、「ルマン24時間レースは、私が総合優勝を果たしていない唯一の長距離レースだ。今年はアウディR15 TDIで参戦することになり、今から楽しみだ。2週間前のセブリング12時間レースを見ればわかるように、R15は戦闘力、信頼性が共に高いクルマだ。早くテスト走行をしてみたい」と意欲を見せている。

一方のロマン・デュマは2007年のルマン24時間で総合3位の成績を収めているが、フランス人ドライバらしく、「私にとって、ルマン24時間レースは特別な意味を持っている。フランス出身の若いレーサーなら誰でも、ルマンで表彰台の真ん中に立つことを夢見るからね。セブリングを制覇したマシンをドライブできるのは大きな喜びだ。このチャレンジを実現してくれたポルシェとアウディに感謝している」とアウディからの参戦に心躍らせている。

ふたりの加入により、アウディ(アウディ・チーム・ヨースト)のドライバーは、ティモ・ベルント、ディンド(リナルド)・カペロ、ロマン・デュマ、トム・クリステンセン、ルーカス・ルール、アラン・マクニッシュ、アレキサンドル・プレマ、マイク・ロッケンフェラー、マルコ・ヴェルナーという顔ぶれとなった。数週間後にはドライバー編成が明らかになる予定だ。

総合優勝はもちろんのこと、表彰台独占も夢じゃない!?

(Text by S.Ubukata)