フォルクスワーゲンAGは、新しいスモールカーファミリーを2011年に市場投入するにあたり、生産拠点をスロヴァキアのブラティスラヴァに決定、3億800万ユーロの投資を行う。
新しいスモールカーファミリーとは、2007年のフランクフルトショーで公開された「Up!」や同じ年の東京モーターショーで披露された「Space Up!」などを量産化したもので、フォルクスワーゲンのほか、セアトやシュコダのモデルとして販売が予定されている。
ダウンサイジングが叫ばれるいまの時代にふさわしいスモールカーの誕生は実に喜ばしいが、果たして日本市場に投入されるのか、フォルクスワーゲンの対応に注目したい。
(Text by S.Ubukata)