今週末に行われるニュルブルクリンク24時間レースがスタートする前に、シロッコRが公開された。



来週日本で発表予定のシロッコ。そのハイパフォーマンスバージョンとも言えるシロッコRが本国で発表になった。シロッコRに搭載される2.0TSIは最大出力195 kW / 265 PS、最大トルクは350Nmを発揮する。

エクステリアは、昨年ニュルブルクリンク24時間レースでデビューしたシロッコGT24をベースにしている。まずフロントマスクは 、バンパー下はエンジンとブレーキの冷却効果を高めるためにエアインテークが大きく開いている。また、スポーティーなフロントスポイラーとバイキセノンヘッドライトが特徴となっている。

リアは、ノーマルのシロッコより大きくなったスポイラーとディフューザー、クロームのデュアルエキゾーストパイプが目を惹く。

サイドからは、シロッコR専用の18インチアルミホイール"Talladegaが力強さを感じさせる。シロッコRは今秋ヨーロッパで発売される予定だ。

今週末に行われるニュルブルクリンク24時間レースには、レーシングバージョンのシロッコが5台エントリーしている。昨年に引き続き、高いパフォーマンスを発揮することが期待できる。

(Text by M.Makimura)