対象になるのは、1.4L TSI"シングルチャージャー"を搭載する「ゴルフTSIコンフォートライン」と「ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン」の2モデル。
両モデルは、従来から平成22年度燃費基準(+25%)を達成しており、車齢13年超の廃車を伴う買い換えの場合に、25万円の購入補助を受けることができた。しかし、平成17年排出ガス基準75%低減レベル、いわゆる4つ星をクリアしていなかったことから、エコカー減税の対象にはならなかった。
それが、今回、日本向けにパワートレインの改良を実施した結果、4つ星をクリア。自動車取得税および自動車重量税が75%減税されるエコカー減税対象車となった。輸入ガソリン車としては初の75%減税になる。減税額は、ゴルフが14万9300円、ゴルフヴァリントが14万8300円。これには、翌年の自動車税50%減額も含まれる。
加えて、車齢13年超の廃車がある購入では25万円が、それ以外の場合でも10万円の補助が受けられる。なお、今回の変更に伴い、価格は3万円アップし、ゴルフTSIコンフォートラインが278万円、ゴルフヴァリアントTSIトレンドラインは275万円となった。また、10・15モード燃費が0.4km/Lダウンの16.4km/Lとなった。発売は2月5日。
エコカー減税の対象になったことで、ゴルフのエントリーモデルの人気はますます高まりそうだ。
(Text by S.Ubukata)