SUV風のデザインとは裏腹に、215/40R17サイズのロープロファイルタイヤを履くのもクロスポロの伝統だ。
インテリアでもクロスポロはポロとの違いをアピールする。専用デザインのスポーツシートにはツートーンのファブリックが施されるほか、カラーステッチ付きの本革巻3本スポークステアリングホイール/シフトレバー/ハンドブレーキグリップがおごられる。
ボディカラーは、マグマオレンジ、フラッシュレッド、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリックの4色が用意され、マグマオレンジにはオレンジのインテリア(写真上)が、また、フラッシュレッド、ディープブラックパールエフェクトにはラテマキアート、リフレックスシルバーにはグレー(写真下)がそれぞれ組み合わされる。
パワートレインは、ポロに搭載される1.2 TSIと7段DSGの組み合わせで、10・15モード燃費は18.6km/Lをマーク。これは旧型クロスポロ(1.6L+6AT)に対して約29%の向上で、低排出ガス4つ星取得とあわせて、エコカー減税(50%減税)およびエコカー補助金の対象となった。
価格は260万円。内容を考えると、なかなか魅力的な価格といえるだろう。
(Text by S.Ubukata)