新型A8を彷彿とさせる上質なインテリアもA7スポーツバックの自慢のひとつ。パッセンジャーを包み込む"ラップアラウンド"のデザインが、 乗員にやすらぎをもたらす。A8同様、"タッチパッド"付きのMMIも用意される。
乗車定員は4名で、後席はセパレートタイプのデザインになる。
リアパーセルシェルフの一部がテールゲート側に設置されるのはA5スポーツバックと同じ。荷室は、通常の状態で535Lのスペースを確保し、リアシートを畳むと最大1390Lまで拡大が可能だ。テールゲートの開閉は電動式で、オープン時の高さを任意に設定することができる。
エンジンは、ガソリンが2.8L V6 FSI(204ps)と3.0L V6 TFSI(300ps)の2種類。一方、ディーゼルは2種類の3.0L TDI(204psと245ps)が用意される。トランスミッションは、FFモデルはマルチトロニック、クワトロには7速Sトロニックが組み合わされる。
(Text by S.Ubukata)