日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は11月9日、早稲田大学大隈記念講堂にて2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会・表彰式を開催した。10ベストカーにノミネートされていたフォルクスワーゲン ポロは、インポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。


ポロは輸入車として過去最高の397点を獲得する高評価を得た。インポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した理由を実行委員会は次のように発表した。「内外装のクオリティの高さと走りのよさが、コンパクトカーの基準そのものを押し上げた。1.2リットルにダウンサイズしても、パワーと燃費を両立するパワートレインのよさ、そして安全装備にも妥協がないことを評価した。」また、フォルクスワーゲン グループ ジャパンのドリザス社長は「ポロが輸入車としてこれまでで最高の評価を受けたこと を誇りに思います。今回の受賞が、さらに多くの日本のお客様がポロを所有されるきっかけになることを 願っています」と受賞セレモニーで述べた。

ポロは欧州カー・オブ・ザ・イヤーやワールド・カー・オブ・ザ・イヤーをすでに受賞している。今回、インポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞することによって高い商品力があらためて認められたと言える。

なお、ホンダ CR-Zが日本カー・オブ・ザ・イヤーを、プジョー RCZ実行委員会特別賞をそれぞれ受賞した。

(Text by M.MAKIMURA)