初代ニュービートルよりもビートル色を強めたという新型ビートルは、低いルーフラインと長いボンネットが特徴。全長4278×全幅1808×全高1486mmのボディは、旧型よりも152mm長く、84mm幅広く、12mm低い。
コックピットは、初代に比べるとより"普通"になったが、それでも、メーターは中央に速度計、その両側にタコメーターと燃料計を配する独自のデザインを採用している。ダッシュボードの上部中央には、時計、ブースト計、油温計がレイアウトされる。
アジア向けに用意されるガソリンエンジンは、1.2 TSI(105ps)、1.4 TSI(ツインチャージャー:160ps)、2.0 TSI(200ps)の3タイプで、6速または7速のDSGとの組み合わせが可能。1.4 TSIと2.0 TSIには、ゴルフGTI同様、XDSが搭載される。
トリムレベルは「Beetle」「Design」「Sport」の3つを設定。LEDデイタイムランニングライトやパノラミックルーフなどの装備も用意される。フェンダー社が手がけたプレミアムサウンドシステムも注目のニューアイテムだ。
このように、ビートル、初代ニュービートルのイメージを受け継ぎながら、すべてが新しい3代目ビートル。日本上陸がいまから待ち遠しい!
(Text by S.Ubukata)
追記
新型は、「ニュービートル」の新型ではなく、「ビートル」の3代目というのが正しい位置づけのようです。そのため、「新型ニュービートル」という記述を「新型ビートル」に修正しました。