- フォルクスワーゲン カレッジリーグサポートの大学自動車部によるレース参戦第三戦目 -
フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(本社:愛知県豊橋市、社長:ゲラシモス ドリザス、略称:VGJ)とフォルクスワーゲン トロフィー アソシエーション(V.T.A.)が参戦支援を行っている3校の大学自動車部による「Volkswagen Racing Team」が、袖ヶ浦フォレストレースウェイで9月25日(日)に実施されたVolkswagen GTI Cup Japan 2011の第三戦に参戦し、ドライバーの慶應義塾大学体育会自動車部の文屋選手が、レースデビュー戦で、いきなりポールトゥーウィンで初優勝を飾りました。
「Volkswagen Racing Team」は、VGJ とV.T.A.が昨年度より開催している「フォルクスワーゲン カレッジリーグ」参加校のうち、昨年度の大学公認自動車部同士の「対校公式競技大会」等で優秀な成績を収めた上位3校(慶応義塾大学、日本大学、甲南大学)の自動車部員各1名によって構成されるチームです。今年度V.T.A が実施を予定しているGTI カップジャパン2011の第1戦から第3戦を、各自がドライバー、マネージャー、メカニックと、1戦ごとに交代で経験する事により、実際のレースに参加するためのノウハウを学ぶ機会となります。

第3戦目となる袖ヶ浦フォレストレースウェイには、文屋善貴(ぶんやよしたか:慶應義塾大学4年生)選手がドライバーとして初挑戦。予選からゴルフGTIカップカーに初めて乗るとは思えないドライビングを披露し、スーパーGT レーシングドライバー高木真一選手の専属コーチのアドバイスも生かしながら、今シーズンシリーズポイントトップを独走する浜崎選手を1秒以上引き離す1'18.582でポールポジションを獲得しました。

15周で行われた決勝においても、慣れないローリングスタートを綺麗に決めて、1周目から2位以下を大きく引き離すレース運びを行います。しかし中盤以降ペースを上げて一時大きく開いたギャップを2位の浜崎選手が徐々に詰め、ラスト2周はテールトゥーノーズの激しいバトルを繰り広げながらも、21'56"609でチェッカーフラッグ受け、わずか0.111秒という鼻の差で文屋選手が制し、3名の大学生初の優勝を飾りました。

レース後、文屋選手は「ラスト3周程でタイヤトラブルから凄い振動が出てペースが落ちる中、なんとかインを刺されないように苦労してフィニッシュラインまでたどり着きました。優勝出来て本当に嬉しいです。」と初レースでの優勝を興奮気味に語りました。

GTI カップジャパン2011第4戦は12月4日(日)岡山国際サーキットにて開催されます。

(フォルクスワーゲン グループ ジャパン プレスリリース)