下の写真を見れば、2ドアと4ドアとでは、Cピラーのデザインが大きく違うことがわかる。2ドアのCピラーが「く」の字型であるのに対し、4ドアでは比較的ストレートな形状となっているのだ。
2ドアのボディサイズは全長3540×全幅1641×全高1489mmであるが、4ドアもこれに準ずるという。ラゲッジスペースはリアシートを起こしたときが251L、倒したときが951L。この数字も2ドアと同じである。
ドイツでのベース価格は1万325ユーロ(約103万円)。これは2ドアに比べて475ユーロ(約4万7500円)高の設定だ。
ちなみに、フランクフルトショーの会場でcross up!をチェックしたのだが、アップライトな姿勢で座るリアシートは、大人でも必要十分なスペースが確保されていた。
日本では使い勝手の良い4ドアが販売の主力になるはずだ。フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、2012年第4四半期にup!を導入すると明言しているが、4ドアの導入はどのタイミングになるのか、非常に気になるところだ。
(Text by S.Ubukata)