フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、認定中古車の新ブランド「Das WeltAuto(ダス・ヴェルトアウト)」を導入し、2012年2月1日から新ブランドでの販売を開始する。


VGJは、1998年から独自の認定中古車プログラム「GUC」により良質の中古車を提供してきたが、今後はフォルクスワーゲンの世界統一基準の認定中古車プログラム「Das WeltAuto」により、さらなる顧客拡大を目指す。


新制度では従来の「GUC」から「Das WeltAuto」へブランド名を変更するとともに、下取りから販売まで世界共通の運用プロセスを適用する。
また、年式・走行距離により認定中古車両を3つに分類する。
(1)Das WeltAuto.Premium=初年度登録より2年以内、走行距離50,000km以内の車両
(2)Das WeltAuto.=初年度登録より7年以内、走行距離70,000km以内の車両
(3)Das WeltAuto.Basic=初年度登録より10年以内、走行距離100,000km以内の車両

これにより、従来のGUCが高年式車(新しいクルマ)中心だったのに対し、Das WeltAutoでは低・中年式の車両にも力を入れ、これまで以上に幅広い顧客へ車両を提供したい考えだ。。

さらに、認定中古車専用サイトのリニューアルも実施し、顧客の利便性を図るという。

Das WeltAutoの導入により、認定中古車選びがどうかわるのか? 時機を見て検証したい。

(Text by S.Ubukata)