2012年2月23日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトSUVの「ティグアン」をスポーティにドレスアップした「ティグアン R-Line」を発売した。



2011年11月にフェイスリフトした際に、ラインアップから一時消滅していた「R-Line」が復活した! R-Lineは「ゴルフR」「シロッコR」など、Rシリーズと呼ばれるスポーツモデルのイメージを受け継ぐグレード。アウディでいえば、「Sモデル」と「S-line」との関係にあたる。
したがって、パワートレインは「ティグアン スポーツ&スタイル」と同じ2.0 TSIと7速DSGの組み合わせであるが、エアロパーツや室内の専用パーツなどによって、よりスポーティな雰囲気に仕上がられているのが特徴だ。


たとえば、専用の大型前後バンパーやサイドスカート、リアスポイラーなどに加えて、255/40R19タイヤ&9J×19インチ5スポークアルミホイールなどが装着される。専用のスポーツサスペンションが採用されるのも従来どおりだ。
一方、インテリアは、ブラックとグレーのツートーンがスポーティな専用ファブリックシートが装着されるほか、専用デザインのステアリングホイールやペダル、ドアシルプレートなどがスポーティな雰囲気を高めている。



気になる価格は、ティグアン スポーツ&スタイル(389万円)より37万円高の426万円。内容を考えると、なかなかリーズナブルな価格ではないだろうか?


(Text by S.Ubukata)