定例の決算記者会見では、フォルクスワーゲン グループの2011年の業績が、販売台数、売上高、利益において、新記録を達成したことが報告されている。
・販売台数は前年比14.7%増の830万台
・売上高は同25.6%増の1593億ユーロ
・利益は同50%増の113億ユーロ
これらの要因としてフォルクワーゲンは、
「販売台数の増加、モデル構成の改善および価格効果がもっとも大きな要因となっています(59億ユーロ)。さ らに、11億ユーロの生産コストの削減もプラスの影響を与えています」
と述べている。
そして、2012年の戦略と見通しについては、
「今年は、グループ全体として、再び40以上のニューモデル、フルモデルチェンジやマイナーチェンジモデルを発売する予定です。 これらの中には、アウディA3やゴルフといった重要な新型車も含まれています。この結果として、今年も対前年比で販売台数が増加することを見込んでいます。2012年は、グループの製品ラインアップ刷新の一環として、新しい量産モデルの生産開始に加え、モジュラー トランスバース ツールキット(MQB)を使用するための工場および設備の改修に注力することになるでしょう」
とコメントしている。
記者会見の模様は
カウントダウンが始まった新型ゴルフの発表。果たしてどんなクルマに仕上がっているのか? 発表が待ち遠しい!
(Text by S.Ubukata)