オーストリアのヴェルター湖畔で31回「GTIミーティング」が開催され、フォルクスワーゲンのスペシャルモデルが多数展示された。

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2012年5月16日から19日まで開催されるこのイベントには、約15万人のフォルクスワーゲンファンやカスタムカーファンが詰めかけるという。その会場に、さまざまなスペシャルモデルが登場した。

「ゴルフGTI ブラックダイナミック」は、フォルクスワーゲンのメカニックを目指す9人の研修生が手がけたカスタムカー。


ドアやボンネットにハニカムパターンを描き、室内には黒と赤のアルカンターラシートを施すなど、見た目は強烈。また、1800Wのサウンドシステムも見どころのひとつだ。一番のウリはパワーアップされたエンジンで、2.0 TSIはノーマルの210psに対し、150psアップの360ps!


2013年シーズンからWRCへの参戦を予定している「ポロR WRC」(写真手前)も登場。その心臓部は300psの1.6 TSIエンジン。


ポロR WRCの横は、そのストリートバージョンといえる「ポロR WRCストリート」。こちらには220psの2.0 TSIが搭載されている。


こちらは、2012年のジュネーブショーで披露された「ゴルフGTIカブリオレ」。


そして、その奥に見えるのは、「ゴルフGTIコンセプトホワイト」。一見ふつうのGTIだが、ボディカラーは「オリックスホワイト」。しかも、マットペイントが施されるというから、ぜひ実物を見たいものだ。
はたして市販化に漕ぎ着けるのはどのクルマ?

(Text by S.Ubukata)