2012年7月6日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は8月1日付けで庄司 茂氏が代表取締役社長兼最高経営責任者に就任すると発表した。
庄司氏は、1985年に伊藤忠商事に入社。以来、同社の自動車事業に携わり、伊藤忠商事の出資会社であるマツダモーターハンガリーやスズキモーターロシアなどの社長を務めてきた。

2012年6月にフォルクスワーゲンAGに入社。「これまでの欧州、米国、アフリカ、ロシア、日本と多岐に渡る国際的な経験とリーダーシップを活かし、ドイツ本社との連携をさらに深めながら、日本のフォルクスワーゲンビジネスを一層成長させることを目指す」(プレスリリースより)という。
なお、2008年から社長を務めたゲラシモス・ドリザス氏は、フォルクスワーゲン グループ セールス インディアの社長に就任する。

社長交代により、日本のフォルクスワーゲンビジネスがどうかわるのか? 期待とともに見守りたい。

(Text by S.Ubukata)