2012年の登録台数は、前年に比べて11%の増加になり、2003年以来10年ぶりに5万6000台を突破した。また、12月の登録台数の5571台は、12月としてはVGJ史上、過去最高の数字になる。
VGJでは、2012年に「ザ・ビートル」「up!」など4つの新型モデルを発売するとともに、「ゴルフ」の新グレード(マイスターエディション)の設定、「シャラン」全車にパークアシストを搭載、「ティグアン」にFFモデルを追加するなど、ラインアップ強化を図ってきた。
一方、ディーラーネットワークは4店舗を新規出店するとともに、約40店舗でリニューアルを実施したことなどが、販売台数の増加につながったようだ。
VGJ社長の庄司氏は「2013年も、昨年の勢いを維持しながら、お客様のニーズに合った新型モデルの導入、販売ネットワークのさらなる充実とアフターサービスの強化、お客様により身近に感じていただけるコミュニケーションを実施していきます。そして、60周年の記念すべき年に、フォルクスワーゲンの販売で過去最高の販売台数を目指します」とコメントしている。
(Text by S.Ubukata)