2013年1月19日、WRC ラリーモンテカルロは4日目の最終日を終えて、フォルクスワーゲンはセバスチャン・オジェが2位の好成績でデビュー戦を締めくくった。

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Day 4はラリーモンテカルロ名物のチュリニ峠を含む5つのSS(SS14〜SS18)が用意されていた。しかし、安全上の理由からSS17とSS18がキャンセルとなるなど、波乱の展開になった。

Day 3まで2位をキープしていたオジェは、「非常に難しいコンディションでした。とにかくラリーをフィニッシュすることだけを考えました」と話していたが、それでも好タイムを叩き出して2位のポジションを守ることに成功。ポロR WRCの実力の高さを証明した。
一方、ラトバラはSS14でコースアウトしマシーンをクラッシュ。リタイアを余儀なくされた。「予想よりもはるかに湿った雪で、激しく壁にヒットしてしまいました」と述べている。
[Final Result]

1 セバスチャン・ローブ(シトロエン) 5時間18分57秒2
2 セバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン) 5時間20分37秒1(+1分39秒9)
3 ダニ・ソルド(シトロエン) 5時間22分46秒2(+3分49秒0)
4 ミッコ・ヒルボネン(シトロエン)5時間24分23秒5(+5分26秒3)

次戦ラリースウェーデンは2月7日から10日までの開催。フィンランド生まれのラトバラにとって、隣国のスウェーデンはWRC初勝利を手にした験の良い場所。ということで、オジェとラトバラのさらなる活躍が期待できそうだ。


(Text by S.Ubukata / Photos by Volkswagen Motorsport)