2013年6月21日〜22日に行われたWRC第7戦サルディニアラリーは、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェが優勝、ヤリ-マティ・ラトバラが3位の好成績をマークした。

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イタリアのサルディニア島を舞台に2日間、16のSSで行われたサルディニアラリー。出走順を決める予選ではヤリ-マティ・ラトバラがトップタイムを叩き出し、勢いに乗るかと見られていた。


ところが、1日目のSS1で不運なパンクに見舞われ約2分をロス。一方、オジェは1日目の8つのSSのうち3つでトップタイムを叩きだし、トップに躍り出る。


この勢いは止まらず、2日目も8つのSS中4つでトップタイムをマークし、今季4回目の優勝を手に入れた。
1日目終了時点で5位までポジションを上げてきたラトバラは、2日目も果敢は走りを見せる。SS10でミッコ・ヒルボネンがコースアウトしたためラトバラは4位に浮上。さらに、SS11ではダニエル・ソルドをかわして3位に。ラトバラはそのまま3位をキープし、表彰台を獲得した。


一時は5番手までポジションをあげたアンドレアス・ミケルセンは、SS14でサスペンションを破損してリタイヤ。次戦に期待したい。


[Final Result]

1セバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン) 3時間22分57秒9
3 ティエリ−・ヌービル(フォード) +1分16秒8
ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)+1分48秒0


次戦ラリーフィンランドは8月1日から3日に開催。オジェとラトバラのトップ争いが楽しみだ。

(Text by S.Ubukata)