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1973年に初代が誕生したパサートは、世界中で人気を集めるフォルクスワーゲンの中核モデル。累計生産台数は2200万台で、2013年だけでも約110万台が販売されている。
その人気モデルがフルモデルチェンジにより8代目に生まれ変わった。先代の7代目パサートがモデルチェンジするにあたっては、6代目の基本設計を踏襲したまま、デザインを変更して対応したのに対し、この8代目はMQB(モジュラー・トランスバース・マトリックス)戦略により誕生したまったく新しいモデルである。
これまでどおり、新型パサートにはセダンとヴァリアントのふたつのボディタイプが用意されている。セダンのボディは、全長4767×全幅1832×全高1456mmというサイズで、これは旧型に比べて全長は2mm短く、全幅は12mmワイド、そして、全高は14mm低い。一方、前後オーバーハングを短くすることで、ホイールベースは2791mmに拡大した。
サイドビューでは、前後ライトを結ぶキャラクターラインとウインドー下のライン、そして、特徴的なCピラーが力強い印象をもたらす。
インテリアは水平基調のデザインを採用。ミッドサイズにふさわしいクオリティを実現するとともに、新たな試みにも挑戦している。
また、メーターパネルは「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」とよばれる12.3インチのデジタルディスプレイを採用。速度計や回転計に加えて、地図情報などもメーター内に表示することが可能になった。
エンジンは、TSIとTDIをあわせて10タイプ用意。さらに、TSIとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドもラインアップに加わる予定だ。
新型パサートは、2014年第4四半期にヨーロッパ市場に投入され、その後、各マーケットで発売が予定されている。
これまでどおり、新型パサートにはセダンとヴァリアントのふたつのボディタイプが用意されている。セダンのボディは、全長4767×全幅1832×全高1456mmというサイズで、これは旧型に比べて全長は2mm短く、全幅は12mmワイド、そして、全高は14mm低い。一方、前後オーバーハングを短くすることで、ホイールベースは2791mmに拡大した。
なお、MQBの採用などにより、旧型に比べて最大85kgの軽量化が図られている。
エクステリアは、旧型にも増して、端正なデザインに仕上がっている。フロントでは、水平バーを強調したフロントグリルと台形のヘッドライトが精悍さを強調。仕様によってはフルLEDのヘッドライトを搭載し、昼夜を問わず、その存在感をアピールする。
サイドビューでは、前後ライトを結ぶキャラクターラインとウインドー下のライン、そして、特徴的なCピラーが力強い印象をもたらす。
さらに、リヤビューでは、薄型でワイドなテールライトと、バンパー内蔵のテールパイプがスポーティなイメージをつくり上げている。
インテリアは水平基調のデザインを採用。ミッドサイズにふさわしいクオリティを実現するとともに、新たな試みにも挑戦している。
たとえば、ダッシュボード全面にエアベントを配置することで水平基調のデザインを強調したのはそのひとつだ。
エンジンは、TSIとTDIをあわせて10タイプ用意。さらに、TSIとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドもラインアップに加わる予定だ。
モデル構成は、トレンドライン、コンフォートライン、ハイラインに加えて、R-Lineパッケージが設定される。
シティエマージェンシーブレーキをはじめとする安全機能や、ネットワーク接続が可能なインフォテインメントシステムなど装備も充実している。
新型パサートは、2014年第4四半期にヨーロッパ市場に投入され、その後、各マーケットで発売が予定されている。
(Text by S.Ubukata)