2014年3月29日、量産型「ゴルフ」がウォルフスブルク工場から初めてラインオフしてから40周年を迎えた。



いまから40年前の1974年3月29日、記念すべき量産型「ゴルフ」の1号車が本社工場から世に送り出された。

第2次大戦後、フォルクスワーゲンの主力モデルとして絶大な人気を誇った「ビートル」。その後継モデルとして、ジウジアーロとフォルクスワーゲンの開発陣が手がけたのが初代ゴルフだった。
初代ゴルフは、FF2ボックスコンパクトというコンセプトにより、フォルクスワーゲンを代表するモデルに成長。日本でも1975年から輸入が開始された。

その後もゴルフはコンパクトカーのスタンダードとしてヒットを続け、日本でもJAIA(日本自動車輸入組合)が1988年に統計を開始して以来、26年にわたり輸入車ナンバーワンの座を維持している。


ゴルフの累計生産台数は、2013年6月時点で3000万台を突破。世代別の累計販売台数は次のとおり。

ゴルフ1(1974〜):699万台
ゴルフ2(1983〜):630万台
ゴルフ3(1991〜):483万台
ゴルフ4(1997〜):499万台
ゴルフ5(2003〜):340万台
ゴルフ6(2008〜):285万台

また、日本におけるゴルフの累計販売台数(2014年2月末時点)は、ハッチバックが約59万4000台、ヴァリアントが約11万9000台とのこと。

ゴルフ7がどれだけ販売台数を伸ばすのか、気になるところだ。

(Text by S.Ubukata)