2014年10月2日、フォルクスワーゲンAGはスポーツカーのコンセプトモデル「XLスポーツ」をパリサロンで公開した。

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100kmをわずか1Lの燃料(軽油)で走るクルマとしてフォルクスワーゲンが開発したのが
同じグループのドゥカティが限定生産した「ドゥカティ1199スーパーレッジェーラ」に積むV2エンジンを採用するのだ。1199ccのV2 DOHCエンジンは最高出力200ps、最大トルク134Nmのハイパフォーマンスの持ち主で、7速DSGにより後輪を駆動する。


カーボン製のボディにより車両重量は890kgに抑えられ、0-100km/h加速は5.7秒、最高速は270km/hをマーク。「世界最速の200psカー」を名乗る。

スイング式のドアやコックピットのデザインはXL1に準じているが、専用のエクステリアを纏うこのXLスポーツにはスポーツカーのオーラがある。

いったいどんな走りを見せてくれるのか? 果たして試すことができるのだろうか?

(Text by S.Ubukata)