2014年10月2日、フォルクスワーゲンAGはプラグインハイブリッドの「パサートGTE」をパリサロンで公開した。

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プラグインハイブリッドの量産モデル第2弾として、パリサロンでワールドプレミアとなったのが「パサートGTE」だ。

新型パサート、パサートヴァリアントに、「ゴルフGTE」同様のプラグインハイブリッドシステムを搭載。電気エネルギーだけで最長50kmの走行が可能で、電気、ガソリンが満タンなら1000km以上の航続距離を達成する。


156psの1.4 TSIエンジンと115psの電気モーターを搭載し、システム全体では218psの最高出力、400Nmの最大トルクを誇る。NEDCモードでの燃料消費率は、100km走行あたり2Lで、CO2排出量は45g/km未満となる見込みだ。

充電は230Vで4時間15分。公共の充電施設を利用すれば2時間半で終了する。



インテリアは、回転計の代わりにパワーメーターが配置されるのがパサートGTEの特徴。シフトレバーの脇には「GTEボタン」があり、これを操作することでスポーティなドライビングを可能にする「GTEモード」が利用できるのは、ゴルフGTEと同様である。

C字型のLEDデイタイムランニングライトやブルーのアクセントラインが入るラジエターグリルなどGTEならでは演出も施され、ゴルフGTEとともにフォルクスワーゲンのEモビリティをリードする存在になりそうだ。

(Text by S.Ubukata)