スポーティなデザインと走り、そして、優れた環境性能を兼ね備えたポロの上級グレードとして人気を集める「ポロ ブルーGT」がフェイスリフトし、日本でも発売になった。
ボディカラーはブルーシルクメタリック、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーの4色で、価格は283万5000円。
ポロ ブルーGTには、専用デザインの前後バンパーやフロントグリル、ブラックドアミラー、リヤスポイラーが装着され、他のグレードとの違いは一目瞭然。標準グレードに比べて15mmローダウンしたサスペンションと10ツインスポークの17インチホイールもスポーティさを強調する。
バイキセノンヘッドライトはオプションで、これを選んだ場合でもフォグライトが同時装着できるようになったのはうれしい点だ。
インテリアは、標準グレード同様、今回のマイナーチェンジで一新され、質感が向上するとともに、メーターまわりがゴルフと似たデザインに変更となっている。
パドルシフト付きのマルチファンクションステアリングはACC(アダプティブクルーズコントロール)とセットオプション。ミリ波レーダーを用いたプリクラッシュブレーキシステムの「フロントアシストプラス」は標準装着である。
オーディオは、CD、MP3/WMA、FM/AMラジオ、Bluetoothオーディオなどに対応する「Composition Media」を標準装着。オプションで純正ナビゲーションの「714SDCW」を選ぶことも可能だ。
シートは、アルカンターラ&ファブリックのスポーツシートで、ブルーとホワイトの2トーンとなるのも従来どおり。
ポロTSIコンフォートラインが女性をターゲットにするというだけに、クルマ好きの男性としてはこのポロ ブルーGTは大いに気になる存在。安全性や快適性もアップし、ダウンサイジングを考えている人にとっても見逃せないクルマになりそうだ。
(Text by S.Ubukata)